【広島県サイトで無料配布中】人材採用でかなり活用できるガイドブックが出来たので書いた人に話を聞いた。

人材採用力向上ガイドブック

こんにちは。ポップジャパンの石川です。

冒頭の写真は、先日、広島県から配布がスタートした「人材採用力向上ガイドブック」です。

この度ポップジャパンは、このガイドブックを執筆されたNPO法人キャリアプロジェクト広島の吉田真(よしだまこと)さんからのご依頼で、ガイドブックのデザインと構成をさせていただきました。

 

現在はこれまで誰も経験したことのない少子高齢化からの人口減少、人材減少の真っ只中。

当然、労働人口も減少してきている中で、いかに人材を確保出来るかが企業としてかなり重要な課題となっています。

 

この「人材採用力向上ガイドブック」では、企業がこれから行うべき採用活動の内容や、知っておくべき採用市場の現状について詳しく書かれた内容となっています。

 

今回ののぼりラボでは、NPO法人キャリアプロジェクト広島の吉田真(よしだまこと)さんに、特に広島という地域にある企業が、どのように採用活動を行うべきかなど、詳しくお話を聞きました。

 

広島の採用市場の現状ははかなりしんどい!

 

―― 今日は、お忙しい中でお時間をいただきありがとうございます。いきなりなんですが、この『人材採用力ガイドブック』って、無料で配布されているそうですね

 

吉田さん:
「はい。現在は広島県のHPに冊子をダウンロードできるページがあって、そこからPDFデータで配布されています。今回はガイドブックのデザインと構成をポップジャパさんにお願いして、文章を僕が書きました」

ガイドブック

 

―― それにしても、これは結構なボリュームですよね

 

吉田さん:
「確かに結構しんどかったです(笑)お願いしたポップジャパンさんも大変だったんじゃないかと思いますが、お陰様でいいものができたんじゃないかと思っています」

人材採用力向上ガイドブック

―― ガイドブックの内容は、広島地域の求人状況について書かれているのでしょうか?

 

吉田さん:
「広島の採用環境から採用活動のイロハ、事例紹介といった内容と構成になっています。採用初心者にも分かる初級編。そして実践編を掲載することで、明日からでもできる採用活動の実務はどうするのかといった話を載せました。それと事例紹介ですね」

 

―― 反響はどんな感じですか?

 

吉田さん:
「広島と福山と東広島で採用力向上のセミナーを行ったのですが、そこで300社くらいの企業様に配布することができました。人数で言うと400人くらいですかね」

 

―― こちらのお仕事に携わるきっかけは何だったのでしょうか?

 

吉田さん:
「これは公募のプロポーサルという形式です。キャリアプロジェクト広島という団体で受けて、僕は講師をしたりガイドブックの作成に関わりました」

 

―― 僕自身は採用活動の現場に出る人間ではないので。実情を肌感覚として掴めていないのですが、やはり採用の現状は厳しいのでしょうか?

 

吉田さん:
「実は広島の求人倍率は全国で2番手なんです」

 

―― めちゃくちゃ上位じゃないですか!

 

吉田さん:
「広島の求人倍率が2.11倍という数字。つまり求人数が求職数の2倍です。単純に言うと欲している人数の半分も採用ができないという状況です」

 

―― 仕事を探している人からすると一昔前より仕事が選べるけど、人を探している企業からすると厳しい、かなり厳しい状況ですね。それが日本で2位ということは。。。

 

吉田さん:
「日本で2番目に人が採用し辛い県ということですね」

 

―― うわー、ちなみに1位は?

 

吉田さん:
「東京ですね」

 

―― 東京に次いで広島が2位という状況には何か理由があるのでしょうか?

 

吉田さん:
「一つは産業分布が万遍なくある地域ということと、やっぱり全体の業績が好調だということが要因だと思います」

 

 

今、採用活動で生き残るためのポイントとは

 

―― そんな厳しい状況の中で、この冊子を読めば今後どのような採用活動をしていくべきか詳しく分かると思うのですが、そのなかでも一番のポイントになる部分を教えていただけますか?

 

吉田さん:
「情報発信が大事ですね。もう昔みたいな『求人情報を出してれば人が来る』『来たら面接』という採用活動をしていたら、求職者は他所に取られてしまいます。ですので、この会社はどんなことをしていて、どんな想いで経営していて、どんな人が居てなんてことをSNSや採用専用ホームページを活用していくことが一つ」

 

―― 確かに、色々な情報がSNSやホームページから得られる会社の方が、自分が働くイメージもつきやすいですよね

 

吉田さん:
「それから、せっかく来てくれた応募者とはしっかりとお互いの理解を深めることですね。単に『志望理由はなんですか?』なんて一方的な企業主導の採用活動をしていたらもうダメですね。会社を理解してもらうために、会社の中を見学してもらったり、気になるポイントを消し込みしていってあげて、しっかりイメージを持ってもらった状態で来てもらうことが重要です。相互理解を念頭においておかなければいけません」

 

―― なるほど

 

吉田さん:
丁寧にやることですね。時間をかけて」

 

―― 時間をかけてお互いの理解を深めていく。まさに求人活動は恋愛活動ですね

人材採用力向上ガイドブック

吉田さん:
「昔は入社した後に『なんか違うな』と思っても歯を食いしばって働いていましたが、今はもう全く違います。なので最初からミスマッチを防ぐために、会社のことを知ってもらって、同時に相手のことも知って、お互いにズレが無いようにしないとすぐ転職してしまいます。それも、これだけ求人倍率が伸びていると当たり前の時代なんですよね」

 

―― 個々人の働き方や意識も変化してきているということですね。会社にしばられないというか。

 

吉田さん:
「なので、ちゃんとやれば非常に効果的な採用ができるという面もありますので、手をかけるというのは重要ですね」

 

―― どうしたって、今後日本の労働人口って減っていくわけですよね。そんな中でちゃんと時代にあった求人活動をしているところとそうでないところの明暗はよりはっきりしてくるのでしょうね

 

吉田さん:
「ただ難しいのは色々な要因に紐づくんです。職場環境の改善はもちろん、働き方改革など時代変化の流れに会社自体が乗っかっているかというのも大きな要因です。よりクリーンであること、言わば『その時代の指針』に沿って活動できているか、さらには従業員の満足度が高いかというのが重要でして、環境整備と表裏一体になってきています」

 

―― そういった時代の流れに乗れていないと。。。

 

吉田さん:
「人は採れないですね。だけど従業員の満足度が高い会社はほとんど求人に手間がかかっていないという状況はあります。縁故で入ってくるという状況が作れていて、ハローワークにも求人出したことがないという企業もあります」

 

―― 今の時代って、会社のホームページにエントリーフォームがあって直接エントリーする方法も珍しくありませんが、同時にハローワークで仕事を探すケースもあると思います。その辺の比率やバランスってどうなっているのでしょう?

 

吉田さん:
「直接エントリーするパターンも多いのですが、会社が多くてそれだけ世の中の情報量がおおいと、自社にたどり着いてもらえないということがあります。直接エントリーを狙う時にBtoBの企業はBtoCの会社に対して分が悪いですね」

 

―― そうか!まず『知られていない』という状況があるということですね

 

吉田さん:
「例えば自動車部品メーカーが一般の求職者に広く知られているかというと難しいですよね。そこからBtoCの会社に追いつこうと努力するのはかなり途方もないことです。そこでどんな戦略を取るのか、そして何で勝ちパターンを見つけていくのかというバランスの問題になってくるでしょう」

 

―― 戦い方が重要なんですね。

 

吉田さん:
「そんな中ではSNSの効果も、見えづらいですが功を奏することがあるはずです。色々な角度から手をかければ可能性は12分にあると思います」

 

―― ちなみに今後、ポップジャパンはどんな活動をしていけばいいと思いますか?

 

吉田さん:
「今のままでいいと思いますよ」

 

―― え?いいんですか?

 

吉田さん:
「こうして情報発信をしていることはとても良いことだと思います。今後もこの延長線上で。ただ、これ以上積極的にいきたいと思うのであればもっともっと学生に対して直接アプローチが取れる方法を探せばいいのではないでしょうか」

 

―― ありがとうございます。ちょっとだけ安心しました

 

終わりに

吉田さんのお話を聞く中で、現在の厳しい採用状況と、そんな時代にあった活動の仕方や考え方を知りました。

また、ポップジャパンでは現在「採用パッケージ」として、様々なアイテムを展開し好評をいただいています。

TRIPLE3

まずは、時代の動きや現状を知り、その中で行うべきアクションを知り、自社に落とし込む。

そしていざ実行というフェーズに移った際のサポートアイテムとして、ポップジャパンのアイテムが有効に利用できるように、我々も日々、ブラッシュアップを重ねていく重要性を再認識しました・

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