”クラフトビール入門” 醸造家に聴いた「クラフトビールは〇〇で楽しむ!?」

こんにちは、ポップジャパンPRチームの酒井です。

夏が終わり次第に秋らしさを感じられる季節になってきましたね。

秋といえば行楽の秋、食欲の秋、読書の秋なんて言葉で語られる通り、過ごしやすい季節ですがそんな季節だからこそ新しい何かを始めてみる、なんてのも良いんじゃないでしょうか。

ということで今回は皆様に新しい知識をお届けする、を口実に安佐北区亀山に位置する広島北ビール株式会社にお邪魔しました!

お酒だ!!

看板が目印 広島北ビール株式会社

広島のクラフトビールの世界に皆さんと一緒にハマりに行きます!

クラフトビールって何なの?

お話を伺ったのは代表取締役の平本さん。

広島北ビール株式会社 平本さん

 

酒井
酒井

本日はよろしくお願いします!

普段はそこまでビールを飲む方ではないんですが、これを機にいろんなビールに触れてみたいと思い取材に伺いました。

まず、いきなりで申し訳ないのですが一般にコンビニなどで買えるビールとクラフトビールは何が違うんでしょうか?

 

平本さん
平本さん

クラフトビールは昔でいう地ビールのことで、小規模な醸造所が作るビールのことを指しています。

なので、作り手である醸造所ごとに個性が表れやすいという特徴があるのが一番の違いですかね。

例えば、広島北ビールで作っているビールはエールビールが多いんですが、エールビールは全体的にフルーティーな味わいのビールが多くて。

クラフトビールだとホップやモルトの香りも特徴的に強弱をつけて個性が出しやすいんです。

ビール醸造のタンク

酒井
酒井

なるほど、小規模だからこそ出てくる作り手のこだわりや矜持がより味わえるわけですね。

ところで基本的なことだと思うんですが、そのエールとかラガーってどう違うんでしょうか?

 

平本さん
平本さん

作り方の違いで呼び方が変わるんですよ。

簡単に言ってしまうと、例えばよく見かけるラガービールは下面発酵といって低温でタンクの下の方で発酵させるビールで、エールビールは上面発酵といって高温でタンクの上の方で発酵させるビールです。

発酵の温度や期間がそれぞれ異なるんですが、日本の水のほとんどが軟水でそれに適した製法である下面発酵のビールが多いので、日本に出回っているビールの殆どがラガービールなんですよ

 

酒井
酒井

ということは普段我々が触れやすいビールは自然とラガービールになっているってことじゃないですか!

なら逆にそういったビールが苦手という方も、もしかしたら上面発酵のエールなら美味しく楽しめるかもしれないってことですね

 

平本さん
平本さん

そういうことです!ありがとうございます!

酒井
酒井

よくある市販のビールがそこまで得意じゃないけどクラフトビールを試してみたい」という読者の方にすごく勇気を与える事実ですね

クラフトビールの魅力とは

 

酒井
酒井

では、そのクラフトビールの魅力についてお伺いしたいと思います。

醸造家の平本さんの目線から、クラフトビールはどのように楽しんだらいいと思いますか?

 

平本さん
平本さん

そうですね、クラフトビールの楽しみ方を端的に表現するならば、“選ぶ楽しさ”なのかなと思います。

例えば、先ほど言ったエールビールの中でもペールエールやIPAなど種類が沢山あるんですけど、それらを飲み比べて自分の好みのものを見つけていく、というのが面白いかなと思います。

フルーティーなモノやコクのあるモノ、苦みの強いモノ、飲みやすいモノといった感じで自分の中の感性にビタっとはまるビールに出会う瞬間は他ではなかなか味わえない感覚だと思いますよ

 

酒井
酒井

先ほど伺ったようにクラフトビールは作り手のこだわりが表れて千差万別なので、好みにしっかりハマるビールがあるかもしれない訳ですね。

飲み比べて、これ好きだなぁと気付ける瞬間は確かに選ぶ楽しさを加速させそう

 

平本さん
平本さん

実はビアスタイル(ビールの種類)って世界で百数十種あるんですよ。

だから普段、市販のラガーの「ピルスナー」という種類しか飲まないという方にも新たな出会いがまだまだあるんだよ、と感じてほしいですね

 

酒井
酒井

初代ポケモンの数くらい種類があるんですね!

それだけ種類があれば初心者から玄人まで、ハマろうと思えばいくらでもハマり続けられる趣味になるのがクラフトビール、というわけですね。

では、折角なのでここからは広島北ビールさんが作っているビールについて深掘りしていけたらなと思います。

ちょっと一つずつ紹介していただいていいですか?

 

恒常商品のパッケージが展示されています

 

平本さん
平本さん

じゃあこちらのパッケージをご覧ください。

まずはこちら、ペールエールです。

ホップの香りが豊かなアメリカンペールエールというビアスタイルの商品ですね。

広島北ビールを代表するビールを目指して作ったビールで、うちの代表作と言えるビールです。

香りを楽しむのにオススメです

ペールエール

酒井
酒井

パッケージもめちゃくちゃ可愛いですね。

ビールの香り、よく考えたら今まであまりに気にしてなかったかもしれません。

アメリカンペールエール、覚えておこう

 

平本さん
平本さん

次にアンバーエールです。

アンバー(琥珀)という名の通り、色が濃いのが特徴です。

本来はコク・苦みが強いビアスタイルなんですが、広島北ビールでは苦みを抑えてスッキリとした味わいに仕上げています。

肉料理との相性がばっちりです

アンバーエール

酒井
酒井

一緒に食べる料理との相性も重要になってきますよね。

お酒と料理の色を合わせるといいと誰かが言っていたのを聞いた覚えがあります

 

平本さん
平本さん

お次がヴァイツェンですね。

小麦麦芽を多く使用したビアスタイルの商品です。

バナナやクローブの香りがするフルーティーなビールで、苦みが苦手な人にオススメですね。

広島北ビールでは実際にクローブを投入しているのでより香りも楽しんでもらえるかなと思います

ヴァイツェン

酒井
酒井

フルーティーなビールというのも触れてきてないので気になります。

名前もザ・ドイツ語って感じでカッコいいですね

 

平本さん
平本さん

ここからは広島らしさがより出てきますよ。

次はこちら、オイスターダークエールです。

オイスターの通り、広島市で水揚げされた牡蠣を原料に使用しています。

意外かもしれないですけど、チョコレートとかと合うんですよ。

 

酒井
酒井

牡蠣が原料っていうのはなかなか見ない気がしますね。

しかもそれがチョコレートに合うって想像の範疇を超えてます

 

 

平本さん
平本さん

そしてこれが広島県の大崎下島のはっさくを使ったはっさくビール

アメリカンペールエールがベースなんですが、そこにはっさくの香りがプラスされて爽やかなビールに仕上がっています。

はっさくとビール、両方にある苦みがバランスよく絶妙なんですよ

はっさく

 

酒井
酒井

柑橘はビールに合いそうですね。

風に当たりながら夜中に一人で飲みたい

 

平本さん
平本さん

そして最後にシトラスIPA

これは大崎下島で採れたレモンとネーブルの果皮を使用しています。

IPAらしいガツンとした苦み、香り、そして柑橘の風味が楽しめます

シトラスIPA

 

酒井
酒井

このシトラスIPAだけアルコール度数が6.5%で、他は全て5%と全体的に強すぎないのでいろんな方がチャレンジしやすいですね。

しかし、ご紹介いただいた種類でもそれぞれ特徴が全然違うんですね。

選ぶ楽しみ、というのがなんとなく理解できた気がします

 

経営されているBAR

 

酒井
酒井

でもこれだけ特徴が違うと、何から手を付けていいのか分からないから逆に迷っちゃいそうです。

どこか飲み比べに適した場所、ないかなぁ?

では、平本さんよろしくお願いします

 

 

平本さん
平本さん

はい、実は現時点で県内2か所、広島北ビールが経営しているビアバーがあるんですよ。

可部駅の近くに1店、福山駅の近くにも1店です。

そこでは飲み比べセットを提供しているので、クラフトビール最初の一歩目に是非お勧めしたいですね。

香りの違い、色の違い、そして味わいの違い、それらを感じるのに丁度いいかなと思います

 

酒井
酒井

だいたいの大人が二番目に好きな言葉が飲み比べですからね。

心躍る響きです。

飲み比べの他にバーの推しポイントを教えてください

可部の広島北 BEER BAR

 

 

平本さん
平本さん

自社製造のビールを可部の店舗では10種、福山の店舗でも6種楽しんでいただけます。

福山の店舗も将来的には11種置けたらなぁと画策していますので楽しみにお待ちいただければ。

また、直営だからこそのお手軽価格で提供できているのも推したいポイントですね。

飲み放題のメニューもあるので、バーが多くの方にクラフトビールを楽しんで頂けるきっかけの場になると嬉しいです

 

酒井
酒井

飲み放題、だいたいの大人が一番好きな言葉ですからね。

血湧き胸躍る響きです。

いや~、店舗が住んでいる場所に近かったら絶対に行くんですけどね~。

可部と福山だとちょっとフラッと行って、というのが難しいなぁ。

では、平本さんよろしくお願いします

 

 

平本さん
平本さん

はい、実はこの2023年9月30日に広島駅の近くに新店舗がオープンします!

ビルの中に出店するんですが、フードホールなので他社の飲食店さんとも色々協力してやっていけそうで今から楽しみです。

また、可部や福山の店舗はアットホームな雰囲気な店舗なんですけど、新店舗はラグジュアリーな雰囲気で大人な空間に仕上げていますので是非その空気にも酔って頂ければ(笑)

 

酒井
酒井

9月30日っていったら、この記事が公開される予定日の3日後じゃないですか!

偶然ってすげぇや。

多分、普通に行きます。

仕事じゃなく、プライベートで。

あ、でも広島県内の人じゃないと中々飲めないのはちょっと残念ですね。

実は、うちのウェブマガジン、意外と県外の読者の方も結構いらっしゃるんですよ。

折角、これだけ教えていただいたのに残念だぁ。

では、平本さんよろしくお願いします

平本さん
平本さん

オンラインショップがあります。

 

酒井
酒井

そういうことです。

ということで全国の方、広島北ビールさんのビール、ご自宅でも楽しめます!

あなたにとってビールとは?

酒井
酒井

平本さんのクラフトビール作りにかける思いを教えてください

平本さん
平本さん

まず、クラフトビール醸造を始めたきっかけとして、私がビール好きで作ってみたくてスタートしたのが最初なんです。

こうして、今一緒に作っている仲間もみんなビールが好きで(笑)

だからこそ、その気持ちを大切にしたいなぁと思っています

酒井
酒井

最初の頃の情熱のまま、その気持ちを持ち続けたいということですね。

では最後になりますが、広島北ビールの今後の展望について教えてください

平本さん
平本さん

今の時代、ビールって全員が全員飲まなきゃいけないものっていう時代ではないですよね?

それこそ“選ばれる飲み物”なんだと思っています。

でも、ビールを好きな人がいて、そしてそれぞれに好きなビアスタイルがあって。

だから人が集まった時にそれぞれが好きなビールを飲める、そんな文化がこれから我々のビールで広島に根付いていってくれたらなぁと思っています

洗浄中

 

酒井
酒井

ありがとうございます。

広島北ビールのビール作りからも感じられるように、醸造家ごと・土地ごとの魅力がクラフトビールには詰まっていることを今回は勉強させていただきました。

今後はクラフトビール、いっぱい試してみたいと思います!

読者の方もそろそろクラフトビール試したくなってきているころだと思いますよ!

 

平本さん
平本さん

読者の方も是非、店舗にも遊びに来てくださ~い!

酒井
酒井

少なくとも私は行きます!

まとめ

ということで広島北ビール株式会社にて、クラフトビールの魅力について沢山教えていただきました。

お洒落でなかなか手を出しづらい響きのクラフトビールですが、その魅力は意外にも地域性や醸造家のこだわりという渋い部分にも表れているというのが今回伺ったお話で印象的でした。

勝手にハードルの高いものだと思っていたのですが、クラフトビール界、思っていた以上にオープンで踏み込みやすさを感じました。

この記事を読んだ方にも私と同じようにクラフトビール飲んでみたい! という気持ちが湧いていたら嬉しい限りです。

 

さて、今回取材にご協力いただいた広島北ビール株式会社。

新店舗の出店など本当に偶然ナイスなタイミングで発信できたことはポップジャパンにとっても正に僥倖!

これからの広島北ビール株式会社と広島のクラフトビールシーンから目が離せません!

それではまた、おつまみを食べる機会に。

取材後の一幕

 

酒井
酒井

すみません、読者の方も試したくなると思いますよ! と言った手前恥ずかしいんですけど、私が飲みたくなっちゃって。

ちょっと普通に買って帰っていいですか?

飲み比べするのにオススメとかあります?

 

平本さん
平本さん

ありがとうございます。

そうですね、ペールエール、アンバーエール、ヴァイツェンが最初は分かりやすくていいかもです

 

酒井
酒井

じゃあ、それをください

ビールだ!!

レッツ・クラフトビール!

ということでここからは私が勝手に買って帰って飲んだ感想になります。

一日で全部飲んだのでそれぞれの味の比較としては割と参考になるかなと思います。

私の舌を信じてください。

なお、普通に自宅で楽しんで飲んだため写真は一切撮っていません。

クラフトビールに向き合う時間を優先させました。

許してください。

ペールエール

ペールエール

まずは広島北ビールの代表作、ペールエールからいただきます。

一口飲んだ感想が、めっちゃくちゃ香り高い!

これがホップの香りかぁ、と初めて理解できた気がします。

また、香りの中に白ブドウの様なフルーティーさを感じましたね。

飲みやすいのでクラフトビールの一戦目には最適な気がします。

普段よく飲むラガービールのように喉をゴクゴク鳴らしながら飲むというよりは、ゆったりゆっくり飲むのが良いかもしれません。

アンバーエール

アンバーエール

お次がアンバーエール

濃い色合いがちょっと特別なビール感を演出してくれます!

感想としては、ペールエールと比較すると普段飲むピルスナーにやや印象が近い気がしました。

ただ、ピルスナーでは感じない香ばしさがありました。

苦みやコクがありつつも、スッキリとしているので平本さんがオススメしてくださった通り肉料理は絶対相性がいいですね。

あとキノコのソテーとかも絶対に合う。

ヴァイツェン

ヴァイツェン

最後にヴァイツェン

名前的にヴァイツェンが好きって言えるとカッコいいので覚えて帰ってください。

かなり淡い色合いです。

飲んでみた印象としてはペールエールとは違う方向性のフルーティーさを感じました。

バナナ? リンゴ? の様なフルーティーさスパイシーな香りが同居していて、「お、外国だ!」って感じの味わいですね。

苦みは少なくてまろやかなので飲みやすいです。

これも面白い味でした。

個人的なオススメ

個人的には飲み比べた結果、一本目のペールエールがお気に入り

私はペールエールが好きだったんだ! と気付けましたね。

こうして飲み比べただけでもそれぞれの違いが明確に見えてきて非常に楽しい経験でした。

見て、嗅いで、飲んで。

違うレイヤーでいろんな情報を教えてくれるクラフトビールは正に深い沼の様。

この沼、今後も独自調査をする必要がありそうなのでガンガン進んでいきます!

アクセス

広島北ビール株式会社

https://hiroshimakita-beer.com/

所在地 〒731-0231

広島県広島市安佐北区亀山9丁目1-4

電話 082-557-4398

営業時間              9:00~17:00(水曜日は15時までの場合有)

定休日             土日祝(不定休)

オンラインショップ

https://hkbeer.base.shop/

広島北 BEER BAR

所在地 〒731-0221

広島県広島市安佐北区可部2丁目33−15

電話 082-562-2223

通常営業日 金曜日・土曜日(その他の曜日は不定休につき、要予約)

営業時間              18:00~(ラストオーダー 23:30)

予約受付開始  17:30~

HIROSHIMA NORTH BEER BAR 福山店

所在地 〒720-0063

広島県福山市元町8−2

電話 070-4744-0088

営業時間            16:00~(ラストオーダー 23:30)

定休日             日曜日

【新店舗】広島北BEER THE BASE.

所在地 〒732-0822

広島県広島市南区松原町2−62 JPビル 2F

電話 080-7356-7201

営業時間            11:00~23:00(ラストオーダー 22:30)

定休日             年末年始のみ

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