こんにちは。ポップジャパンの石川です。
前回の記事でも紹介しましたが、3月10日に広島県呉市の大和ミュージアム海側広場・大和波止場にて「呉かきフェスタ」が開催されました。
運営は他でもないポップジャパン。
開催当日はあいにくの雨模様で、「本当にやるの?」「お客さん来るかな?」と内心不安だらけでしたが、いざイベントがスタートすると全くの杞憂。
雨の屋外イベントだったにも関わらず、3,000人ものお客様にご来場いただきました。
今回ののぼりラボでは、イベントの全貌と運営スタッフのがんばり、お客様の笑顔をレポートしてまとめてお送りします。
産地直送!生産者が振る舞う日本一のかきに舌鼓
呉かきフェスタの特徴の一つとして、呉市内の生産者様が直々に出店し、焼き牡蠣をはじめ牡蠣汁や殻付きからむき身の販売を行うエリアが設定されていました。
しかも呉市内の生産海域3つから出店。それぞれの味を食べ比べできるという趣向が凝らされています。
安浦海域からは、沖友水産様、山根水産様、新名水産様。
音頭海域からは中野水産様、ナバラ水産様。
そして倉橋海域からは宮原水産様に参加いただきました。
呉かきフェスタでは、3つの海域の味を堪能していただく意味も含めて、焼き牡蠣との交換チケット3枚を400円で販売。
チケット1枚ごとに別々の海域の焼き牡蠣と交換されることで、それぞれの味を楽しめる仕組みとしました。
一口にかきと言っても、実は海域ごとの特徴があることはあまり知られていません。
一度に食べ比べられたお客様からは、「それぞれの違いがはっきり分かっておもしろい」との声をいただきました。
その他にも、生産者エリアの一角では、新たに提案された「かきメニュー」の中から新たな呉の名物料理を投票で決める「かき1グランプリ」を開催。
こちらも大盛況で、一時は雨の中で1時間も行列にお並びいただくほどにもなってしまいましたが、300食用意したメニューは完売。
投票の結果、トマトスープでたっぷりのかきを煮込んだ「かきストローネ」がかき1グランプリの栄冠を手にしました。
呉産かきのポテンシャルを最大限に活かした様々な料理が登場!
さらに呉かきフェスタでは、飲食店様が並ぶエリアを設定。
かきカレーやかきタコスなど、ユニークなメニューが並び、かきという食材としての奥深さが実感できるエリアとなりました。
他にはないまるごと牡蠣天串などを提供されていた三宅水産様。
海のYeah!様では牡蠣チーズバーニャカウダーソース焼などお洒落なメニューが並び、居酒屋利根様では呉の特色を活かした牡蠣フライが。
ナリポ様ではソルコンピッツァ。ヴァンカトル様では牡蠣のキッシュが提供されました。
ルエッティ様からは牡蠣のグリーンカレー、そしてナポレオン様からは牡蠣タコス。
などなど、ただでさえ美味しい呉産かきの旨味が倍増されたメニューにお客様も大喜び。
さらには、パンフルート様からは牡蠣バターカステラなど、「かきスイーツ」が並び、驚きと感動を呼んでいました。
食べるだけじゃない!雑貨にしても魅力を発揮する呉産かき
かきの美味しさは食べてこそ。
ですが、かきをモチーフにしたグッズとしての楽しみ方も呉かきフェスタでは提案しました。
向井陽子様には牡蠣を使ったダジャレTシャツを製作いただき、来場したお客様に話題と笑いを。そしてポップジャパンのPJ POKETでは牡蠣寝袋や牡蠣帽子など、半分ジョークグッズともとれる牡蠣グッズを並べ、かきの新たな可能性を感じていただきました。
※新原芳明(しんはらよしあけ)呉市長にもご堪能いただきました。
また、村上渚様には牡蠣フェイスペイントのブースを設置していただき、お客様の顔に可愛らしくもお洒落なかき柄のフェイスペイント。
呉かきフェスタの一体感を高めていただきました。
呉かきフェスタはステージも熱い!
今回のイベントはかきを通じて呉市を盛り上げる意図も盛り込んでおり、ステージイベントも企画していました。
こちらのステージのパネルデザインもポップジャパンがデザイン。
当日は雨のため、ほとんとステージが活用されなかったのは残念ですが、美術設営の方から、「いいデザインですね」と
の言葉が。プロから褒められるのは嬉しい限りです。
残念がら天気が悪く、当初の想定どおりの開催とはいきませんでしたが、それでも「牡蠣の殻剥きコーナー」では、殻付きの状態から普段見慣れたむき身の状態になるまでの流れや、牡蠣の生産について知っていただくお話や体験をしていただき、参加されたお客様からは「初めて知ることも多く勉強になった」との声をいただきました。
また、トークショーのコーナーではサンフレッチェ広島の森崎浩司アンバサダーが登場。
司会を務めて下さった栗栖美和さんと楽しいお話を繰り広げて下さいました。
さらに地元呉のキッズダンスチームによるダンスイベントも大盛り上がり。
EPIC呉校からは1年生チームと1-3-4年生チーム、そしてEPIC広校からは1年生チームと女子チーム、男子チーム。
ダンスポートキッズ安浦もダンスイベントに参加していただき、どのチームも迫力満点の熱いダンスで会場を沸かせて下さいました。
また、呉かきフェスタにはサンフレッチェ広島のマスコットキャラクター、サンチェくんとフレッチェちゃんも応援にかけつけてくれました。
これには子供だけではなく大人も大喜び。
もちろん、呉氏も特注のカッパを着て来場!
相変わらずに人気ぶりで、本当に呉市民の皆さんに愛されていることが伝わります。
呉産かきは日本一!
開催当日は終日雨が降り続いたこと、そしてポップジャパンとしてイベント運営はまだまだ不慣れな点もあり、ご来場いただいたお客様にはご不便を強いてしまったことかと思います。
それでも、どうにかイベントをゴールまで運べたことはポップジャパンとして大きな成果。
そして「楽しかった」「かきが美味しかった」という好評の声をいただけたことは、本当に嬉しいことです。
そのどれもが呉産かきの美味しさ、生産者様や飲食店様の努力や創意工夫に牽引された結果だと思います。
本当に呉産かきは日本一!
美味しそうにかきを食べるお客様の顔を見ながら心からそう思いました。
7月の豪雨で呉市も大きな被害を受け、かきの生産にも影響はありましたが、沢山の応援をいただき例年通りの収穫が期待できるとのこと。
今後も、日本一の呉産かきを是非食べて応援していただきたいと思います。
本当に美味しいですよ。
当日のニュース映像(NHK)が下記のリンク先でご覧いただけます。