実録!飲食系展示会で感じたブース装飾の必要性と発展性

ブース装飾

こんにちは。ポップジャパンの石川です。
台風の影響も危ぶまれる2018年9月4日に、アクト中食株式会社様主催で開催されたFOOD&BEVERAGE 2018に行って参りました。

こちらの催しは食品・酒類・雑貨など様々なジャンルのメーカーが集い、新たな食材の可能性や工夫を凝らしたメニュー、新商品が並ぶ展示会。
試食や試飲も充実していて、しかもどれもメーカー一押しですから美味しくて仕方がないという夢のようなイベントです。

ブース装飾

そんな素晴らしいイベントにご招待いただいたポップジャパン。
いわゆる飲食関係の企業ではありませんが、飲食店と関わりが深い企業ブースが並んでいるとなると、別角度からポップジャパンならではの視点でイベントに参加し、ブース装飾の必要性と必然性、そして現在の状況やニーズについて改めて確認できました。

今回ののぼりラボでは、ブース装飾の実際からポップジャパンの提案するブースの在り方を紹介します。

現状のブース装飾アイテムは横並び感が強い

まずイベント会場に入って目についたのは美味しそうな食材やお酒が並ぶ出展ブース。

ブース装飾

美味しそうですね。お酒まであるとは。しかも試飲だなんて(グっと我慢しました)。

ブース装飾

全体的な展示を見た印象としてテーブルクロスに関しては、それぞれ企業の持ち味や特徴、ロゴなどを配したものが多く利用されているなと感じました。
しかし、それ以外の装飾アイテムはあまり見られず、多くが長机にテーブルクロスを掛けて商品と説明を並べるだけに終始している様子。
商品自体の魅力と試食・試飲のパワーでそもそも来場者を惹き付けるポテンシャルは高いのですが、その場で企業名や商品名の印象を残す点、つまり「イベントに出展して接点を増やそう」という目的や、「自社を覚えてもらおう」という意図の実現には、まだまだ工夫できる余地がありそうです。

効果的なアイテム設置を考えよう

例えば、こちらのブース。

テーブルクロスと小さめのタペストリー、そして商品とその説明パネルというコンパクトなブースになっています。
それでも来場者は集まっていますが、ここにポップジャパンが提案するブース装飾を余計なお世話ながら入れ込んで見ました。

どうでしょうか?
他のブーストは一線を画す「印象に残るブース」になりました。
食品関係の展示・紹介イベントということもあり、どのメーカーも非常にレベルの高い、一言で言えば「メチャクチャ美味しい!」ブースの目白押しだったのですが、それだけに一歩抜きん出て印象に残るような、イベント会場を出た後に「そういえば、あのメーカー面白かったな」と思い出してもらえる仕組みがブース装飾には必要なのです。

 

ブース装飾に力を入れる意味

認知の向上、接点の創出、商談機会の獲得。展示会に出展する目的は様々です。
その中でも折角コストをかけてブース出展し、来場者の方へ声掛けを続け、自社や商品のアピールをするのであれば、効果的かつ効率的な方法を考えることは重要です。

どんな企業なのか。何を取り扱っているのか。特徴は?アピールポイントは?
それらを全て口頭で説明することは大変ですが、例えばロールスクリーンや背面幕に適切なビジュアルと共にそれらが表現されていれば、スタッフはより注力したい説明に集中できます。
極端に言えば「弊社はこんな会社なんです」と背面幕を指し示せば良いのです(これは最高の事例ですが)。

ブース装飾の効果については、ポップジャパン自身もこれまで幾つもの展示会に出展し、さらにお客様の出展のお手伝いをする中で、効果的なポイントに関する知識を経験値として積み上げてきました。
様々なアイテムの設置、デザインのパターンを試すことができたのは、装飾アイテムを自社工場で生産することができるコストメリットと圧倒的なスピード。
トライアンドエラーを繰り返しながら、今では「ブース装飾のパッケージ」が展開できるまでになりました。

自社のターゲットになりうる来場者が向こうから目的を持って訪れるブース。
ブース自体が説明アイテムとして機能し、自社の印象をしっかりと焼き付けるブース。
間違いの無い存在感を発揮するブース装飾によって、イベント出展の効果を激増させる余地はまだまだ多いのでは無いかと実感するイベント潜入でした。

ブース装飾
それにしても各メーカーが趣向を凝らした試食、試飲の数々は最高でした。

ブース装飾
こちらはお土産。控え目に言って「すごい!」

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