ファミコン思い出話

こんにちは、ポップジャパンPRチームの酒井です。

本日7/15はファミコンの日らしいですよ。

皆さんはファミコンやっていましたか?

私はファミコン世代ではないのですが、学生時代にレトロゲームにハマり、ニューファミコンを買ってずっとプレイしていました。

あの誰もが一度はプレイしたことがある名作ゲームを。

そう、スペランカーです。

 

スペランカーとは1985年にファミコン版が発売された、その名の通り洞窟探検をするアクションゲームなんですが、何といっても特徴として挙げられるのが主人公の虚弱さ

自分の身長程度の段差から飛び降りてもミスになってしまいます。

なんならコウモリのフンに当たるだけで落とします、命を。

しかもエネルギーというリソースを消費し続けるので不用意に迷うとエネルギー切れでミスになるためやはり落とします、命を。

ヒゲのおじさんと比較すると恐ろしく弱っちいそんな主人公なんですが、その弱さをカバーするのが我々プレイヤーの腕!

プレイヤーは縄から縄へと飛び移る主人公の位置を微調整したり、ジャンプできるギリギリの距離を模索したりしていくことでリスクを少しずつ減らす術を覚えます。

私はこの時に、かもしれない運転を覚えました。

すると最初は難しかった1面が驚くほど簡単になり、2面、3面、4面とクリアできるようになっていくんです。

でも、こんなリスク管理ばかりするゲームが面白いの? と思う方もいるでしょう。

はっきり言っておきます。

めちゃくちゃ面白いです。

人間の究極の目標は結局のところ、“失敗しない”だと思っているのでリスクを回避するって快感なんですよ。

失敗しないと嬉しいし、失敗してもまた挑戦したくなる、まるでスルメのようなゲームです。

だからでしょうか?

スペランカーは移植された作品や続編も含めると8回くらい買っています。

私は一人しかいないのに8回買っています。

これが何を意味するか分かりますか?

記憶力の低下とスペランカーへの愛を示しています。

最近ではNintendo Switchなどの最新機種でも続編が発売されていたりします。

みんなでワイワイ!スペランカー』や『元祖みんなでスペランカー』などなど。

私の中のスペランカーは孤独に蓋をして、ドライアイを加速させながらプレイするゲームだったんですが、世の中のスペランカーフリークたちはもっとフランクかつ皆で楽しく遊ぶものとしてスペランカーを消化していたみたいです。

私はどこで間違ったんでしょうか。

 

というわけで今回はファミコンの日という事で私の好きなファミコンソフトについて書かせていただきました。

ファミコンと聞くと、思い浮かぶのはスペランカーのカセットについた赤い発光ダイオード。

あの優しくて怪しい煌めきが、今でも私の学生時代の思い出をそっと照らしてくれているのです。

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