こんにちはポップジャパンの石川です。みなさん、のぼり旗立ててますか?
ここ最近、のぼりラボではポップジャパンの情報発信として活動の軸足を「のぼり旗」に置きながら、イベント装飾や、職場活性化アイテム、マスコットキャラクターの衣装製作など、一味違った布アイテムの話題をご紹介してきました。
ありがたいことに反響も良く、感想やご意見をいただくことが増えています。本当にありがとうございます。
のぼりラボの記事も蓄積され、様々な話題を読んでいただいておりますが、同時に
「あの記事どこだっけ?」とか「以前、のぼり旗についてまとめてたよね?」といった声もお聞かせいただくようになりました。
そこで今回ののぼりラボは、あえての原点回帰!
「のぼり旗」を有効に使用するポイントを3つにまとめてお届けします。
これを読めば明日からののぼり旗がきっと違って見える(はず)!
永久保存版としてご利用下さい。
ポイント1:のぼり旗の集客効果は侮れない。まずは信じることからスタート!
デジタル技術の進歩によって、店外装飾もここ数年で大きく様変わりしています。
デジタルサイネージに代表される液晶を利用した情報の発信が多く用いられ、きらびやかな演出が目を惹きます。タッチパネルで必要な情報へのアクセスを実現したり、スマホと通信して情報発信する手段も出てきていますから驚きです。何しろロボットが店先に立っている時代ですからね。
そんな中で「のぼり旗」のようなアナログアイテムの効果に疑問を持つことは当然と言えますが、実はポップジャパンが過去にインターネット上で行ったアンケートでは100人中70人以上が「のぼり旗きっかけでお店に入ったことがある」という結果が出ました。
一部の声を抜粋すると
・観光地などで食事をしたりお茶を飲んだりするときに、のぼりを見るとどんなものがあるかわかるときがあります。(40代/女性/専業主婦)
・のぼりをみつけたことがきっかけでそのお店に立ち寄ったことはよくあります。昼食は何を食べようか考えているときに、ふと目に付いたのぼりの店に行くことがよくあります。(30代/男性/会社員)
・期間限定とか地元限定とかいう文句にひかれてつい寄ってみたくなるからです。(60代/女性/専業主婦)
・最初はお店に入るつもりも買うつもりもなかったが、のぼりを見たらつい誘われて行ってしまったから。(40代/女性/無職)
観光や買い物中の何となく行動を決めかねているタイミングでのぼり旗を見ると、ついつい引かれてしまうということが多い様です。
そういった時にスマホを取り出すケースも多いはずですが、ふとした視線の先に立つのぼり旗の引力はまだまだ大きいと言えるでしょう。
参考記事
ポイント2:のぼり旗1本勝負は正直キツい。適切な間隔の連続のぼり旗が効果的。
のぼり旗の効果が現代でもまだまだ有効だと分かり、実際に立てる段階になった時、大事なことはその「立て方」です。
敷地の広さや路面への接し方など条件は様々ですが、のぼりラボとしてオススメするのは1本で立てるのではなく、複数本を連続して設置する方法です。
人がのぼり旗を目にするタイミングは主に移動中なのですが、その時一本ののぼり旗では見逃されてしまう可能性が大きく、また旗の向きによっては内容がまるで見えないということも考えられます。
その時に、連続して立てられていることではそれ自体が興味を牽引します。「何かあるぞ」という興味ですね。
「のぼり旗で興味を引く」前段階として「のぼり旗を見てもらう」きっかけが大事です。
また、連続してのぼり旗を立てる間隔にも注意が必要です。
ポップジャパンの社内アンケートでは、180cm間隔で設置したのぼり旗が最も綺麗に見えるという結果が出ましたし、黄金比と呼ばれる「1 : 1.61」という比率にのぼり旗の設置高約290~300cmを当てはめると、やはり180cmという数字が導き出されます。
のぼり旗のデザインや内容ももちろん大事ですが、たとえ既成品ののぼり旗であっても、正しい立て方を行うことで、ポテンシャルを十分に引き出すことが重要です。
参考記事
ポイント3:のぼり旗は消耗品。賞見期限が切れたのぼり旗によるお客離れに注意。
一般的にのぼり旗の寿命は3ヶ月程度だと言われています。
それは色あせや、のぼり旗が破れるまでの期間を平均して大体3ヶ月程度だといわれているのですが、やはりのぼりラボでは過去にのぼり旗の耐久実験を行っており、その結果、3ヶ月も経過すれば確かに目に見えてのぼり旗は劣化していました。
そして、ここからが重要なのですが、見た目が悪くなったのぼり旗はその存在だけでお客様が離れてしまう可能性を持ち始めます。
考えてみれば、集客のためのアイテムなのにボロボロで薄汚いのぼり旗がヒラヒラとしているお店の印象が良くないことは当たり前だと思われますし、「色々と気が回らない店なんだな」なんて思われては最悪です。
せっかくの集客アイテムにコストまでかけたのに、それがマイナス要因になるなんてひどい話です。
「のぼり旗は消耗品」という意識を持ち、シーズンやタイミングで適度に新鮮なのぼり旗に交換することが、常に綺麗なお店の印象を維持する秘訣と言えるでしょう。
参考記事
終わりに
以上、のぼり旗を立てるポイント3つを改めて提唱する、ある意味でのぼりラボの原点的なお話でした。
ポップジャパンは40年以上のぼり旗を始めとしたポップ商品を作り続けてきた企業ですので、多くのノウハウが蓄積されています。
のぼりラボでも定期的にこうした形でまとめながら発信していくことで、ちょっとしたお役にたつことを願っています。