こんにちは、ポップジャパンPRチームの酒井です。
突然ですがポップジャパンには社内インターンという制度があります。
管理部や、製造部、営業部、デザインなどのメンバーがチームを組んで、1年をかけて新たな商品や取り組みを一から開発していく、そんな制度です。
今回は2021年にスタートしてついに完成を迎えた社内インターンチームの商品開発についてお伝えしていきます。
社内インターンチームが取り組んだのはのぼりの再開発。
我々の生活に当たり前に馴染んでいるのぼりですが、これ以上発展のない形状まで進化しきっているのか、素材もより向いたものがあるんじゃないか、という考えから取り組みはスタートしました。
インターンチームがまず取り組んだのは生地の変更。
通常ののぼりは透けにくく交通安全を考えるともっと透けた生地を使って開発してみてはどうか、そんな考えから生まれたのが前回の記事でお伝えしたシースルーのぼり。
実はシースルーのぼりも社内インターンチームの開発によって生まれたんです。
シースルーのぼりに関してはこちらの記事をご参考ください。
チームが次に取り組んだのは形の変更。
長方形は量産しやすさ、印刷できる情報量にその形状の強みがあります。
では他の形にして生産する事で生まれる強みとは?
そこから逆算していくことで数々の試作やアイデア出しが行われました。
あえて情報量を少なくした正方形のもの、写真の形状にトリミングしたもの、従来ののぼりよりもかなり細いものなどその数何と100種以上!
その中から更に厳選していき遂に選ばれたのが、今回の社内インターンチームの集大成、掲示したい内容のリアルな形状を形に反映したのぼりです。
その名も食品サンプルのぼり(仮)
その写真がコチラ!
試作の末に完成したのぼりたちです。
よく見てみるとのぼりの生地が写真に沿って切られていますよね。
これによってリアルな写真の質感をさらに際立たせています。
遠目にも分かりやすく、更にお客さんに興味を持ってもらえるようなデザイン性を目的としてデザインされています。
直感的な視覚情報を大切にしたいということで、あえて必要以上に文字情報を入れていません。
インターンチームによると最終的には、自分たちが面白いと思ったものを開発していくことが世の人に向けた開発になるんじゃないか、という思いで完成に至ったとのことです。
完成前の開発会議にも潜入してきました。
パーテーションを撮影用に取っ払って、撮影用のポーズを指定したヤラセの写真がこちらです。
会議では過去の試作品やデータなどと比較した際の色の表現や、背景色の変更などを再度確認していました。
デザインが生まれる前のイメージイラストも見せてくれましたよ。
最初は下に描かれている蟹の様な魚介類からインスピレーションを受けて開発が始まったそうです。
メンバーから今回の開発での印象深い話や思い入れについても聞いてみました。
メンバーWさん
メンバーNさん
メンバーJさん
メンバーTさん
以上、1年弱をかけて開発された食品サンプルのぼり(仮)の開発エピソードでした。
これから食品サンプルのぼり(仮)は実際のスーパーなどの店舗でテストを行い、お客さんの反応などを見つつ改良を加えて世に出ていく予定となっております。
もし、いつかあなたの町のスーパーでリアルな食品がはためいていたら、努力を重ねたチームがいたことをちょっとだけ思い出してあげてください。