新時代の「いただきますく」


皆さん水曜日ですよ。のぼりラボのお時間です。
ポップジャパンPRチームの酒井です。

さて、いきなり湿っぽいお話で申し訳ないのですが、去年の今頃、皆さんは新型コロナウイルスがここまで猛威を振るうと考えていましたか?
休日には友人や家族と食事に行ったり、買い物に行ったり。
そんな今までの当たり前が、現在では当たり前とは言い難い状況になってきています。

思い返してみるとほとんどの方が、一年中マスクを着けていた経験は今まで無かったのではないでしょうか?

私もここまで大きな問題になるとは当初思っていませんでした。

しかし、日本国内の感染者数が次第に多くなっていくにつれて、多少他人事のように感じていた新型コロナが突然身近な脅威になってしまったような気がします。
そこで我々ポップジャパンは、口の動きを邪魔せず飛沫を防止できる食事専用のマスク、MEALMASK(ミールマスク)の発売を開始いたしました。

 

MEALMASKとは海田町昭和中町に院を構えるひまわり歯科の岡本佳明院長の原案を、ポップジャパンが形にするお手伝いをさせて頂いた全く新しい形のエチケットマスクです。

今回ののぼりラボは、MEALMASKの概要と岡本院長のインタビューでお送りいたします。

 

 

MEALMASKの開発動機

昨今は新型コロナの影響もあって、屋内外でマスクをするのはもはや当然といった認識になってきています。

感染のリスクが一番高いのは「唾液による飛沫感染」であるという調査結果も出ていることから考えても、まったくもって正しい行動であると言えるでしょう。

しかしながら、生活の中でどうしてもマスクを外さなくてはならない場面、つまり食事の時間。

仕方のないものだと思われがちですが、食事中こそ唾液の飛沫を防止しなければならないのです。

そこで、このMEALMASKの出番です。

食の喜びと感染リスクの低減を両立させたい。

そのために私たちが出来ることをしよう。

そんな思いからMEALMASKは誕生しました。

 

使用方法と詳しい形状

MEALMASKは食事の際に着用して飲食するための商品です。

食べ物を口に運ぶ際にマスクを下にずらして、咀嚼の際に再びマスクを着用します。

この動きを行いやすいようにMEALMASKは通常のマスクとは違う3つの特徴を持っています。

 

 

①立体的でゆったりとした作り

口の周りの動きを邪魔せず、嚥下や咀嚼、呼吸を阻害しにくい形状です。

食事の際に通常のマスクを使用すると、顎に接する生地が口の動きを阻害します。

MEALMASKは顎にかけての布が顔を圧迫しない作りになっているので、口の動きを邪魔しません。

 

②鼻の部分に着脱用のつまみがある

通常のマスクでは多くの人が下にずらす場合、顎に近い部分を持ち、それを再び着用する際は鼻に近い場所を持って上に引き上げます。

つまみがあることでマスクの一か所のみを持って着脱することが出来ます。

直接飛沫がかかりにくい場所につまみを作ることで感染リスクを軽減しています。

 

③頬にかかるアーチ形のワイヤー

ワイヤーがあることで着脱時の型崩れを防止します。

通常のマスクは着脱するとシワやヨレができやすく、それを調整するために何度もマスクを触る、ということが起こりやすいです。

MEALMASKは前述のつまみと合わせて形が崩れにくく、着脱時にマスクに触れる回数が極力少なくなるように設計されています。

 

以上の3つの特徴によって食の喜びと感染リスクの低減の両面にアプローチしています。

 

院長インタビュー

開
藤本

本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。よろしくお願い致します。

岡本院長

こちらこそ、よろしくお願い致します。

開
藤本

早速なのですが、院長がMEALMASKの原案を思いついたのはどういった場面だったのでしょうか?

岡本院長

以前、新しい会食マナーとしてマスク会食というものがテレビで取り上げられているのを見たんです。その時は、通常のマスクの片耳を外す、飲食をする、マスクを戻すという動きを繰り返し、食事をすると放送されていたのですが、街の声は一つ一つの動作が手間で面倒くさそうだ、という反応でした。ですが、飛沫を防止するという観点ではマスクを着脱して食事をするというのは理にかなっていると思うんです。ならばそのマスクの着脱の手間を簡略化したものは作れないか? というのが始まりです。

開
藤本

なるほど。唾液による飛沫感染が、一番リスクが高いという調査結果があるならば、食事中の飛沫防止が一番効果的かもしれませんもんね。では、何故弊社にお声掛け頂けたのでしょうか?

岡本院長

まず始めに広島の企業と連携をしようと思ったんです。次にマスクの材質です。コロナ対策としては、マスクの素材は不織布が一番効果を見込めるのですが、不織布マスクにどうしても息苦しさを感じる人や、肌に合わず肌荒れを起こしてしまう人が居ます。また、現在正しく捨てられなかった使い捨ての不織布マスクが鳥や動物の体に絡まるなど、死に至らしめるような脅威になってしまっています。使い捨ての不織布マスクにはそういった側面もあるのです。そういった背景もあって、食事用のエチケットマスクの制作は可能であれば布で制作したいと考えていました。そんな中で、洗濯して何度も使えるような布マスクを制作されている広島の企業を探すとなると、ポップジャパンさんにお声を掛けさせて頂いたのは自然なことなのかもしれません。

開
藤本

弊社の持つ布製品の技術が、不織布マスクに不便を感じる人や自然環境を助けることに繋がるのならば幸いです。でも何故広島の企業と連携しようと考えられたのでしょうか?

岡本院長

平和都市ヒロシマの企業が連携する姿を見せて、世界が少しでも早く落ち着きを

取り戻せるように、という思いからのスタートです。MEALMASKのパッケージにはヒロシマに寄付された折り鶴の再生紙が使われていますよね。世界中が混乱している時代ですが、心は一つだと皆さんを勇気づけることが出来れば嬉しいですね。

開
藤本

そうですね。ヒロシマの企業だからこそ見せることが出来る姿勢というものがあるのかもしれませんね。それでは、最後にこの記事を読んでくださっている方にメッセージをお願いします。

岡本院長

改めましてひまわり歯科の院長、岡本です。現在、コロナ禍で世界中の多くの方が苦しい思いをなさっています。この暗い時代に食事を楽しむにはどうすればいいだろうか、どうすれば感染リスクを低減させることが出来るだろうかという思いでこのプロジェクトはスタートしました。発売がスタートしたMEALMASKは、現在の食事という文化に一石を投じるものとなりますが、しかし、その根底には自分を思いやる、相手を思いやる、という昔からある食事のマナーを皆で持って新型コロナに立ち向かっていこう、という思いがあります。是非、MEALMASKでこれからの楽しい食事を守っていきましょう。

開
藤本

岡本院長、本日はありがとうございました。

岡本院長

どうもありがとうございました。

 

終わりに

MEALMASKは、食事中の飛沫防止の観点からすると新しい試みです。

しかしながら、感染予防的にはこれだけでは完璧ではありません。

食事中は喋らない、対面で食事しない、食事の前には手洗いうがい、などなど。

一つ一つをクリアしていくことで感染のリスクを少しずつでも減らすことが出来ます。

テーブルマナーと同じように各々が自分と相手を思いやる気持ちをもって食事をする、それがコロナ禍での食事との向き合い方になっていくのではないでしょうか?

食事中のマスクの着用はきっと、近い未来もっと騒がれるようになると思われます。

その際に、私たちの試み「MEALMASK」が何か世の役に立てると信じています。

 


詳しくはコチラ

 

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