これからののぼり旗デザインの話をしよう。

のぼり旗は路上や店頭に設置されて、集客や販促をサポートするOOH広告の媒体です。

看板や屋外ビジョンに対して、安価で軽く持ち運びと収納性に優れていて、フットワークの軽い展開を得意としています。

素材は布。

主にはポリエステル生地の中でも薄くて安価な『ポリエステル・ポンジ』と呼ばれるものを使用していますが、神社のぼりや素材にこだわる人によっては綿などが用いられます。

一般的なサイズは横60cm、縦180cmと意外と大きくて、数字だけ見ると成人男性並みの大きさ。

しかし、何しろ布でできているので、ヒラヒラと風になびき、独特の存在感を発揮しています。

主にはお店やイベント会場の前に設置されて、人々の興味、関心を想起させる役割を期待されて立てられています。

以前、のぼりラボでも紹介した『SOLATOサマーフェス』というガソリンスタンドで展開されたキャンペーンでも、多数設置されて大きな効果を発揮しました。

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この経験を踏まえて、こんかいの『のぼりラボ』では、のぼり旗の効果を最大限に引き出す着眼点の一つとして『のぼり旗のデザイン』について考えてみます。

誰がのぼり旗を見ているのか

のぼり旗を見て、「なにかイベントやってるな」とか「おいしそうだな」と惹き込まれるのは他でもない人です。

そしてその人とは、主に路上にいて移動している人を対象として想定しています。

『休日に屋内でのんびりYouTubeを楽しんでいる人』に向けてのぼり旗を立てたりしません。ターゲットではないからです。

したがって、のぼり旗が一番見られるのは路上を行き交う人々となりますが、その『行き交い方』は様々です。

移動手段(徒歩、自転車、バイク、自動車、公共交通機関)。
移動目的(出社、帰宅、ショッピング、食事)。
独り、二人以上の集団、友達同士、親子連れ。

などなど。

周辺の環境やお店の特性も踏まえた上で、誰がのぼり旗の前をいつ、なにで通りかかるのか(のぼり旗を見るのか)を考え出すと、結構色々なことを考えなければいけないことに気づくことでしょう。

のぼり旗の役割を再確認

いったん、『なぜのぼり旗を立てるのか?』を再確認します。

例えば『SOLATOサマーフェス』では、『給油イベント』が行われていることを運転中のドライバーに認知させる目的でのぼり旗を設置しました。

のぼり旗以外のアイテムと複合的に組み合わせることで

「なにかやってるな→サマーフェスキャンペーンか→景品も豪華でいいね→参加してみよう」

の流れを実現。

のぼり旗には、最初のフックになる「気づいてもらう」「気にさせる」という部分を担わせました。

のぼり旗の役割として大きく、また得意分野となるのは、集客する上で最初の段階となる「興味をひく」ことです。

それは看板やポスターと違いヒラヒラと動いて目立つことや、軽いのに大きいという特性によるところですが、同時に「のぼり旗に描かれたことはジックリ読みにくい」という弱点があります。

ここを、どう攻略していくかというポイントの一つのこたえが『デザイン』です。

のぼり旗に最適なデザイン

例えば車で移動中のドライバーに向けて、のぼり旗で

『ガソリン給油キャンペーン開催中です!3000円分給油したら抽選で豪華賞品をプレゼント!生活に彩りを添える素敵な品を用意しました。キャンペーン期間は月末まで。是非この機会にチャレンジしてください!』

というメッセージを訴求したところで、全てを伝えることは不可能です。

メディアとしてのぼり旗はじっくり読むものではないからです。ヒラヒラしてますし。

色々な内容をアピールしたい気持ちは分かりますが、手段としてのぼり旗は不向きです。

のぼり旗の役割について、先程、興味を惹かせる、誘導すると書きました。

ですのでのぼり旗に描かれる内容、デザインの軸足もその点に据えるべきで、例えば『SOLATOサマーフェス』ではのぼり旗にも『SOLATOサマーフェス』としか書いていません。

SOLATO

詳しい内容については、実際にスタンドに入ってもらうか、他の掲示物やはがき、サイトで見てもらえばいいからです。

のぼり旗に必要な要素は興味をそそるインパクトや、なんだろうと気にさせるフックです。

なになに?気になる

と思わせたら、その時点でのぼり旗の設置効果は十分に発揮されたということです。

まとめ

既製品ののぼり旗も安く簡単に作られる時代だからこそ、一度のぼり旗の役割をデザインも含めて考えてみようと思いました。

のぼり旗を見る人は誰なのか、なんのために設置するかという点をこの辺りでもう一度確認してみてもいいかも知れません。

手軽なメディアだからこそ、その効果を最大限に発揮するために。

これからのぼり旗を作られるときには是非、今回の記事を参考にしてみてください。

 

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