行きたい ! 立てたい !「のぼり」隊!第一回「大野瀬戸かき海道」の巻

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かき

かきシーズン到来!本場広島に「かき」の海道があった。

いよいよ寒さが本格的に厳しくなると、西高東低の冬型の気圧配置の中、吐く息の白さと共に広島人は思います。
「あぁ、今夜はかきが食べたいな」と。

広島県は全国有数のかき産地として知られています。その生産量と言えば、国内全体の約半分を占めるほど。
特に世界遺産に指定されている「安芸の宮島」を、山口県方面へ通過する国道2号線沿い。廿日市市大野地区は、広島県内でもトップクラスの生産地です。
そこでは「大野瀬戸かき海道」というブランド名が設定され、実に36か所もの「かき生産業者」が集まり、新鮮で大粒のかきを送り出しています。

また採れたて新鮮なかきを、その場で食べられることも人気です。
「買って食べる」だけではなく、水揚げされたばかりの「殻付きかき」を自ら焼き、熱々のまま一気に頬張ることができる体験は、まさに極上のアクティビティ。
広島が誇る美味を五感で堪能できる廿日市市大野には、シーズン到来と共に、地元のファンや観光客が多数訪れていると聞きます。

そんな「大野瀬戸かき海道」ですが、皆さんはご存知でしたか ?
恥ずかしながら、のぼりラボ編集長の石川は、そのあたりが「かき海道」になっていたことを、つい最近まで知りませんでした。
確かに「(かきの業者さんがたくさんあるなぁ。広島かき、美味しいもんなぁ。)」なんて思いながら、2号線を行ったり来たりしていたのですが、名称がついていたとは初耳でした。
これでは、かきの道で「もぐり」と言われても、反論できません。

しかし一度知ってしまえば、興味はどんどん湧いて出てきます。
どうして「大野瀬戸かき海道」と名付けたんだろう?
具体的にはどんな取り組みをしているの?
百聞は一見にしかず。実際に、行ってみることにしました。

目指すは「かき」の道!しかし、現地につくと疑問もチラホラ?

「大野瀬戸かき海道」へは車で向かいます。
その道中、車内でかわされた会話の内容を、少しまとめてみました。
編集長石川と同行スタッフ、多少ネイティブな広島弁を交えながらご覧ください。

石川石川(以下、石)「おっ、宮島口の駅に海道の名前看板発見~!ここから10kmかぁ。楽しみじゃね」

スタッフ同行スタッフ(以下、ス)「でも、ちょっと素っ気無いかなって気もしますね。もう少し『スタート感』が欲しいかも…」

かき海道
のぼりは無いけど、この並びには期待感が高まる。

石川石「あっ!ここ、お店じゃろ。のぼり無いけど、看板あるし多分お店よね」

スタッフス「生産者さんだからかなぁ。あまりお店っぽくせんのですかね?」

石川石「でも意識して見よると、お店が結構あるんじゃねぇ。おっ!おしゃれな感じの店もある!看板も立派!」

スタッフス「あっちのお店は、ぶち大きいのぼりを立ててますよ!」

かき海道
天を突くほど巨大なのぼりに圧倒される。

石川石「これから、かきの季節じゃし、もうちょっと海道全体にまとまった雰囲気が欲しいなぁ」

スタッフス「電柱にかき海道の文字が貼ってあったのは、何本かありましたけど。ホラ、あそこにも」
かき海道
電柱に貼ってある看板、あれはもしかして…

かき海道

石川石「あ、ホントじゃ。確かに「大野瀬戸かきかいどう」って張ってある!気付かんかった!」

石川石「マップによると、4か所ぐらい生産業者がまとまっとる区域があるみたいなんよね…」

スタッフス「と言うか、これ、どこまでが海道でしたっけ…」

石川石「取り合えず車とめようか。ホラ、あの駐車場!かき海道の看板立っとるし!」

かき海道
駐車場の看板。

現場からは以上です。

実際に現地入りしてみると、起点の宮島口駅に横看板があり、終点となる宮浜温泉側には大きな置き看板が確認できました。
しかし、正直なところ目的意識を持って訪れる人でも、「ちょっと気づきにくいかな」という印象。
また、大野浦駅など周辺の駅にも、目立った案内は10月頃までありませんでした。
「大野のかき」というブランドアイテムが、せっかくの海道に活かしきれていないというのが、一般目線での感想です。

かき海道
最寄駅となる「JR山陽本線 大野浦駅」。特にアナウンスはありませんでした(2016年10月、現在)

大野瀬戸かき海道は「道」なのか?
そのアナウンスに役立つ目印を立てたい!のぼり隊。

「大野瀬戸かき海道」は東西を結ぶ幹線道路だけに、交通量もかなり多く、大型トラックだけでなく、一般の自動車もビュンビュン走っています。
したがって、ここで「大野瀬戸かき海道」の効果的なアピールさえできれば、多くの人に認知してもらえる効果が期待できます。
しかし、現状では地元の人にも、シーズン以外はあまり意識されていない様子。
これはあまりにも勿体無い!

ここで、「大野瀬戸かき海道」を盛り上げるための改善ポイントを挙げてみましょう。

●海道感という連続性を強く伝えたい。
全長10kmは車で走れば約15分程度の距離。この限られた時間と範囲内でも起点と末点ぐらいは強くアピールできるはずです。

●最寄駅などの周辺にもシーズンオフを含めた持続的な屋外案内が欲しい。
その際には耐久性とデザイン性が求められるでしょう。

●大野・かき・海道というキーワードによる賑わい感を打ち出す。
「大野瀬戸かき海道」の知名度が今一歩でも、『大野のかき』という商品自体は素晴らしいものと知られています。大野のかきが堪能できる場所であることを強く打ち出します。

以上を踏まえて、のぼりラボ改め、「のぼり」隊が勝手に提案画像を作ってみました。

・まずは海道沿いの演出から
提案
・海道沿いにのぼりを連続して立てました。
・海道の範囲とまとまり感を演出し、同時に賑わいの様子を通行する人にアピールします。

・さらに生産社さまの店舗にも賑わいを演出します
提案
・お店の前にメッセージを載せたのぼりを設置することで、呼び込み効果を発揮。
・かきの買い方が分からないお客様へ、入店しやすい雰囲気を演出します。

いかがでしょうか?ちょっとやりすぎ?
しかし、今まではとは違う賑わいを演出することができたかと思われます。
まずは印象を深めることからスタートすれば、何かを変えられるかもしれません。

まとまりと個性が調和する本場・大野の「かき海道」へ。
2月のメイン行事を中心に年間の盛り上がりも「応援し隊」 !

廿日市市大野では、毎年2月に「大野かきフェスティバル」という大きなイベントがあり、そうした取り組みや盛り上がりを知ると、地域の結びつきや意識の強さは想像できます。
それだけに、「大野瀬戸かき海道」という盛り上がりや意識が、周囲にもっとアピールされていれば良いのにと、空気の中で感じました。

私たちが新たな盛り上がりを応援することで、認知度の向上になり、地域や取り組みが活性化することは、のぼりラボの大切な研究成果であり、願いでもあります。

まずは、現地調査と状況の把握からスタート。
今後は、海道周辺や関わる人たちの意見・お話なども紹介していこうと思います。
「広島の美味しい観光資源」をもっと全国へ!
これから美味シーズン本番を迎える「大野瀬戸かき海道」に注目です。

    参考リンク
  1. カキナビブログ(廿日市市観光協会 大野支部)

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