「令和」到来!新時代でのぼり旗がこの先生きのこるには!?

令和時代にのぼりが生き残るには

こんにちは。ポップジャパンの石川です。

長かった10連休も終わり、年号も「令和(れいわ)」に変わりました。

新時代もポップジャパンとのぼりラボをよろしくお願いします。

今回ののぼりラボでは、令和第一弾として基本に立ち返り、改めて『のぼり旗』に注目し、新しい時代の中でのぼり旗がどう生き残っていくのか。あるいは、どう変化していくのかについて注目しました。

のぼり旗の歴史は古く、一説では平安時代にまでルーツは遡ります。

数百年(もしかしたら千年以上)の歴史の中で、旗として大きな変化をせずに今日まで生き残ってきたのぼり旗も、技術の進歩や新しいツールの出現によって、集客アイテム、販促ツールとしての立場が危うくなってきました。

この先、令和という時代の中で『のぼり旗』が生き残るための道はあるのか。

『のぼり旗』のネクストジェネレーションについて考えます。

のぼり旗は屋外設置型の販促ツール

原点も原点。『のぼり旗』とはそもそも何なのかという点から振り返ります。

まずのぼり旗の歴史といえば諸説ありますが、旗自体は古来中国からその原型が日本に入って来ました。

当初は現在ののぼり旗のように縦長の長方形ではなかったのですが、日本語の『縦書き文化』と合わさって、戦国時代にはすでに『武者のぼり』として現在にもつながる旗の形が完成しています。

大河ドラマなどでも、合戦のシーンで縦長ののぼり旗を背中に付けた武士の姿がよく描かれます。

やがて江戸時代。

天下泰平の世の中になった時に、のぼり旗の持つ『注目を集める』という効果に着目した商人によって、お店への集客効果を期待するアイテムとしてのぼり旗は店頭に立てられるようになり、その流れは現代まで続いています。

ざっと説明したのぼり旗の歴史を見ても分かるように、『注目を集めたい』『目立たせたい』という欲求を満たすアイテムとしてのぼり旗はその効果を発揮してきました。

集客効果の大きさは歴史の長さが証明していて、形状や設置方法に大きな変化もなく現代までお店やイベントの集客ツールとして活躍しています。

しかし、デジタル技術の発展や屋外広告に関わる法律、景観を重視した街づくりとの親和性など、様々な要因によって「人を呼ぶなら取り敢えずのぼり旗」といった時代は終わりつつあります。

デジタル化された掲示物はデータを書き換えるだけで常に新鮮な情報を提供することができ、パーソナライズされた情報を提供できる最新技術と連動するなどして、常に人々に驚きと感動を与えています。

またネットワークの充実とスマートフォンの普及によって、人々は屋外広告が伝える情報以上にお店のことをよく知った状態で来店するようになりました。

また以前、ポップジャパンで行った屋外掲示物に関するアンケートでは、『お店でよく使う屋外宣伝ツールは?』という質問のアンサーでのぼり旗よりも『ブラックボード(黒板)』の方がよく使うという結果が出たこともあります。

黒板

理由は情報の更新性の高さ。

パン屋さんなら『パンの焼き上がり時間』、レストランなら『本日のオススメ』など、そのタイミングで発信したい内容を、コストをかけずに(チョークで書き直すだけで)発信できる点に魅力を感じているようでした。

世の中の情報に対する感度やスピード感の高まりが、のぼり旗にとっての逆風となったと言えるのです。

 

実はのぼり旗も進化している

変化の乏しかったのぼり旗ですが、とは言え全く進化していなかったワケではありません。

例えば、前回の記事で紹介した『スマートポール』。

スマートポール

設置のしやすさと時間短縮に着目し、ポールの形状とのぼり旗の縫製によって驚きの時短効果を実現しました。

動画を作成しましたのでご覧ください。

またポップジャパンでは、のぼり旗自体の形状にも注目し、海外でよく使われているフラッグの形状に着想を得た『フィンフラッグ』も人気です。

フィンフラッグ

従来の長方形から、のぼり旗の先をヒレのようにカーブさせたフィンフラッグは、スポーティさや躍動感の演出に最適で、スポーツ関係、自動車関係の分野でよく用いられています。

のぼり旗自体の変化(進化)は『目立つ』という本来の集客効果は担保しつつ、形状を変えたりや取り回しの良さといった機能性を良くする部分に目立ちます。

いかに目立たせるか、乱暴に言い方をすると「目立てばいい」という考え方ではなく、お店やイベントの前で「どう目立つか」「目立ち方」を意識した進化をのぼり旗は続けているのです。

のぼり旗を活かした集客術

お店やイベントのコンセプト、外観、立地、客層、周辺環境など、屋外広告物というジャンルの中からどんなアイテムを選び設置するかは、アイテムの種類の増加と技術の進歩によって幅が広がりました。

長く屋外広告の花形だった『のぼり旗』も、今ではその1アイテム。

のぼり旗メーカーであるポップジャパンとしても、新しい時代を迎えるにあたってはこれまで以上に、新しい展開と挑戦を続けていく必要性を強く感じています。

のぼり旗を製造する中で培われた布印刷の技術、屋外広告に対する知識、経験、あるいはユーザーボイスの中からヒントを得て今日も新しい商品を開発し続けています。

また、本来畑違いの分野とのコラボレーションも大切です。

例えばデジタルサイネージとのぼり旗は『集客』としての設置目的ではバッティングするとしても、それぞれの特色を活かした設置方法を考えることで、効果を増幅することは可能です。

安価なのぼり旗で比較的遠距離からの集客を行い、デバイスに誘導してもいいですし、そもそも「ここにお得な情報を発信するデジタルサイネージがありますよ」とのぼり旗を立ててもいいわけです。

また、景観や安全性に配慮した屋外広告の設置に関してはメーカーとして責任の一端がありあます。

燃え広がらない防炎素材を用いたり、周囲の景観に配慮したデザインや大きさにもこだわることで、結果的に集客装置であるのぼり旗自体がお店の価値に貢献するとなれば最良ですね。

のぼり旗が明日にも無くなるようなことは無いと思いますが、時代が平成から令和に移り変わる中、広告としては比較的レガシーである『のぼり旗』が今後も存在感を保ち続けるには、やはり時代性を捉える努力と変化、進化が必要です。

40年以上、のぼり旗に関わってきた企業であるポップジャパンとして、新時代令和の中でどのような展開を『のぼり旗』というジャンルの中で起こせるのか。

今後も考え続けながら、令和の世を駆け抜けていきたいと思います。

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